乳・子宮がん検診

マンモグラフィ検査について
おっぱいを台にのせて薄くなるまで圧迫してレントゲン撮影します。検査は数分で終了し、放射線の被ばく量もごくわずかです。検査中に乳房を一時的に圧迫するため、軽い不快感を感じることがありますが、痛みは一時的です。マンモグラフィ検査は乳がんの予防と早期治療に重要な役割を果たし、健康管理の一環として多くの女性に利用されています。

乳がん検診Q&A
乳がんは30〜60歳の女性のがん原因トップ!30代から急激に増加し、ピークが40代後半といわれています。乳がんは早期発見であれば、90%の人が治癒します。
- Q乳がんの人は多いですか?
-
A
日本人女性20人に1人が乳がんにかかっています。
- Qなぜ乳がんで亡くなる人が多いのですか?
-
A
女性の1割程度しか乳がん検診を受けていないからです。乳がん検診は、女性の方に必ず受けていただきたい検査です。
- Qマンモグラフィってやっぱり痛いですよね?
-
A
おっぱいをはさんで圧迫して薄くして撮影することで病気が見つけやすくなります。はさんでいる時間は撮影1回につき数秒です。思ったより痛くない、という方も多いので怖がらずチャレンジしてください。
- Q授乳中ですが、乳がん検診は受けられますか?
-
A
授乳中の場合は乳腺が発達しているため、マンモグラフィだけでは病気を十分に発見できない可能性がありますので、超音波検査をお勧めします。当院でしたら外科外来を受診してくだい。
※市町村が実施する乳がん検診もあります。その場合、検診料の補助が受けられる場合がありますので、まずは、お住まいの市町村へお問い合わせください。
子宮頸がん検診Q&A
子宮頸がんは30〜40代に最も多く、20代に急激に増えています。子宮体がんは50〜60代にとくに多く、すべての年代で増えています。子宮頸がん検診は進行がんを防ぎ、死亡を減らす効果が証明されています。
- Q子宮頸がんと子宮体がんはどう違うのでしょうか?
-
A
子宮の入り口である頚部の上皮(表面の細胞)に発生する子宮頸がんと、子宮の奥の内膜に発生する子宮体がんがあります。子宮内膜は生理のときにはがれるので、閉経前の女性では子宮体がんの発生は多くありません。
- Q子宮体がんの検診はどのように受ければいいでしょうか?
-
A
産婦人科外来を受診してご相談ください。
- Qどのような人が子宮頸がんになりやすいですか?
-
A
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染と強い関係があります。これは性交渉で感染します。そのため性活動が活発な若い世代で感染の機会が多く、20代での子宮頸がんが増えていると考えられます。
- Q生理中は子宮がん検診を受けられますか?
-
A
生理中は経血があるため細胞が取りにくく、内診をしても十分見えないことがありますので受けることができません。
子宮頸がん検査について
- 子宮頚部の細胞診(綿棒で細胞をこすり取ります)
- 内診・視診
お問い合わせ
久美愛厚生病院 地域保健課/健診センター
受付時間 平日8:30〜17:15(祝日を除く)