PETがん検診

PET検査とは
PET検査は、体内の様子を写真画像にして異常がないかどうかを診る画像診断法のひとつです。あらかじめ検査薬(ブドウ糖に微量の放射性物質を結びつけた薬剤)を注射し、体の中でその検査薬がどのように分布するかを体の外からPETカメラで撮影します。また、PET装置とX線CT装置を組み合わせた検査をPET-CT検査といって、PET装置単独による検査よりさらに詳細ながんの位置や形態がわかります。

こんな方におすすめ!
- 喫煙家である
- 深酒をしてしまう
- 痰や尿に血がまざることがある
- がんにかかっているか心配
がんのこと
日本人の3人に1人はかかるといわれているがん。原因はさまざまですが、ストレスや食生活、運動習慣に深い関わりがあるといわれています。がんを知ることが「予防」の第一歩です。5mm以下のがんは成長速度が緩やかで、早めに発見できれば治る確率は非常に高くなります。1cmを超えると急速に成長し、増殖します。

出典:厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計の概況」主な死因の構成割合
PETがん検診について
- 実施日
- 毎週月、水曜日(祝日を除く)
- 受付時間
-
- PETがん検診のみの場合
13:30〜 - 1泊2日ドックのオプションでお申し込みの場合
8:30〜
- PETがん検診のみの場合
- 検査内容
-
PET、診察、問診、身体測定、血圧測定、血糖検査、血液腫瘍マーカー
- 男性
CEA、AFP、SCC、CA19-9、PSA - 女性
CEA、AFP、SCC、CA19-9、CA125
- 男性
- 料金
-
- PETがん検診のみの場合
99,000円(税込)
JA組合員の方:88,000円(税込) - 1泊2日ドックのオプションでお申し込みの場合
154,000円(税込)
JA組合員の方:132,000円(税込)
- PETがん検診のみの場合
血液腫瘍マーカーとは
血液腫瘍マーカーとは、がんが発生すると血液中に増える特殊なタンパク質や酵素などの物質で、がんの有無や進行状況、治療効果などを判定する検査です。
腫瘍マーカー検査は、がんの診断の補助や、診断後の経過観察、治療の効果判定などを主な目的として行われます。
種類 | 考えられる疾患 |
---|---|
CEA | 胃がん、大腸がん |
AFP | 肝臓がん |
SCC | 肺がん、食道がん、子宮がん |
CA19-9 | 膵臓がん、胆のうがん、胆管がん |
PSA | 前立腺がん |
CA125 | 卵巣がん |
PET検査を受ける際の注意事項
- 予約日時厳守です。時間に遅れると検査が実施できません。
- 検査の6時間前からは「水」「お茶」以外は口にできません。(飴、ガムも禁止です!)
- 前日と当日の運動は控えてください。
- 検査終了日は、子ども(10歳以下)や妊婦との接触は控えてください。
下記の方は検査できません
- 糖尿病の方
- 妊娠中、または妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
お問い合わせ
久美愛厚生病院 地域保健課/健診センター
受付時間 平日8:30〜17:15(祝日を除く)
0577-32-5301