皮膚科

皮膚科について

皮膚の病気には蕁麻疹、接触皮膚炎(かぶれ)、アトピー性皮膚炎、足白鮮(みずむし)、疣贅(いぼ)のような聞き慣れた病気と、尋常性乾癬、天疱瘡、膠原病など聞きなれない病気があります。
ほくろ、皮膚腫瘍(がん)、褥瘡なども皮膚科で取り扱っており、一言に「皮膚」といっても扱う病気は多岐にわたります。通常は視診で診断がつくことが多いのですが、確定診断のために皮膚生検、ダーモスコピー、パッチテスト、画像診断なども行っています。
また、脱毛の免疫療法、乾癬、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹、結節性痒疹の生物学的製剤治療も行っています。皮膚でお困りの際はお気軽に受診してください。

12-10 褥瘡委員会
平成14年8月に発足し、皮膚排泄ケア認定看護師、皮膚科医師、各病棟の委員、訪問看護師が活動しています。
院内褥瘡発症率1.0%以下を目指し、入院患者の褥瘡処置、スキンケアの方法、ポジショニング、マットの選択などの指導をします。
他施設や在宅から持ち込みの褥瘡の方は、なるべく良い状態で退院していただくよう治療方法を検討します。
2020年4月から創傷管理特定行為研修看護師が活動を開始し、訪問看護で褥瘡の特定行為(デブリードマン、持続陰圧療法)ができるようになりました。

外来担当医表

診察室64 荒木 麻里 荒木 麻里 荒木 麻里 荒木 麻里 荒木 麻里
午後診(学生のみ) 15:30~16:30 15:30~16:30

医師紹介

皮膚科部長

荒木 麻里

あらき まり

専門領域
皮膚科一般
学会資格等
日本皮膚科学会専門医
日本褥瘡学会認定医
臨床研修医指導医

褥瘡発症数

過去4年間の褥瘡発症数

入院時持ち込み 院内新規発症 褥瘡発生率
2020 85 49 1.23%
2021 123 48 1.23%
2022 119 67 1.22%
2023 125 47 1.10%
2024 103 56 1.23%

褥瘡発生率:全入院患者数に対する新規褥瘡発生者の割合(観察期間内に死亡、退院、治癒した人も含める)