インタビュー 看護師

地域包括ケア病棟担当

Wさん

入職3年目

岐阜県高山市出身

外科病棟担当

Fさん

入職10年目

岐阜県高山市出身

久美愛厚生病院を選んだ理由を教えてください

Wさん

専門学校時代に当院で実習をさせてもらいました。その際、実習生に積極的に声をかけて相談しやすい環境をつくってくださるなど看護部の雰囲気がよく、ここで働きたいと思いました。よいとことはよいと褒め、だめなところは何がだめだったのかを丁寧に指導していただき、ここで働けば成長できるだろうと感じました。急性期から慢性期、地域包括ケアまで幅広く携われることも魅力でした。

Fさん

私はJA岐阜厚生連の看護専門学校で看護師の資格を取得しました。学生時代は主に当院で実習を行い、そのときの印象がよかったことが志望理由です。ちょうど新築移転したばかりで、院内はどこも新しくきれいでした。病院のスタッフや患者様が実習生に優しく接してくださったことも印象的でした。患者様は地元の方が多いので、病院内には方言が飛び交っています。高山出身の私にはそんな雰囲気も安心できるポイントでした。

当院で働くことにやりがいを感じる点はどこですか?

Wさん

患者様やご家族の方から感謝の言葉をいただくのは大きな喜びです。「ありがとう」「あなたのおかげでよくなった」といった言葉をもらうたびに、もっと頑張ろうと思います。私の担当する地域包括ケア病棟では、退院後訪問に力を入れています。病床にいた患者様がさまざまな支援やサービスを受けながら在宅ケアに移行し、住み慣れたご自宅に帰って笑顔で過ごしていらっしゃるのを見られるのは、地域包括ケア病棟ならではのやりがいです。

Fさん

現在は外科病棟で働いています。入院してきたときには動けなかった患者様が手術を乗り越えて元気に退院していく姿を見ると嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。今年からは、看護部の呼吸ケア検討会のリーダーを任されています。初めてのことで不安はありますが、メンバーには経験豊富な先輩方がいるので、助言やアドバイスをもらいながら検討会を進行しています。呼吸ケアに関する自分の知識を振り返ろうと研修会に参加するなど、自己研鑽にもつながっています。

反対に、苦労している点はどこですか?

Wさん

看護師としての責任の大きさを感じています。地域包括ケア病棟であっても患者様の容態は急変することがあります。いかに早く気づけるかが重要で、患者様の異変を見逃さないようにと勤務中はいつも気を張っています。

Fさん

参加したい研修会は名古屋や大阪などで開催されることが多く、高山からはるばる参加するのに苦労しています。とはいえ、コロナ禍以降はオンラインで参加できる研修が増えているので、最近はオンラインを有効活用しています。

職場の雰囲気はどうですか?

Wさん

地域包括ケア病棟の看護部は元気な方、明るい方が多くてとても雰囲気がいいです。私は同じ病棟に同期がおらず周りは先輩ばかりですが、分からないことはいつも優しく教えてくださるので働きやすく、最初の配属先がここでよかったと感謝しています。また、当院は2012年に新築移転しており、建物自体きれいで働いていて気持ちがいいです。

Fさん

外科病棟は患者さんの出入りが激しく忙しいですが、看護部のメンバーはフットワークが軽く、時間内に業務を終わらせようとみんなで協力しています。また、認知症や感染症分野の認定看護師、特定行為研修を終えた看護師が在籍しており、困ったことがあればすぐに相談し、専門性の高いケアにつなげることができるので安心です。

今後のキャリアプランや目指す働き方があれば教えてください。

Wさん

働き始めたばかりの頃は、慣れない環境で覚えることも多く、休日は疲れをとるだけで終わっていましたが、3年目になってようやく慣れてきました。今後はワークライフバランスを大切にして、プライベートも充実させながら仕事も今まで以上に頑張っていきたいです。引き続き地域包括ケア病棟での退院支援に力を入れていきたいですし、急性期も経験してみたい。看護師としてできることの幅を広げていきます。

Fさん

昨年、持病が悪化して入院しました。その際は、師長さんをはじめ周りの方が気にかけてくださり、今はだいぶ回復しています。これからは自分の体調とよく相談しながら、当院で長く働き続けることが目標です。これまで私は、特定の分野への興味をもっていなかったのですが、呼吸ケア検討会のリーダーとなって勉強しはじめると、理解が深まって学ぶことが楽しくなりました。今後も呼吸ケアの研修に参加するなどして知識を深め、自己研鑽したいです。

休日は何をして過ごしていますか? リフレッシュ方法はありますか?

Wさん

休日は友人と遊んだり、趣味であるバレーボールで体を動かしたりしてリフレッシュしています。高山にはカフェがたくさんあり、新しい店を開拓したり、ふらっと入ったカフェでお店の方とおしゃべりするのも好きです。高山にはホッとひと息つけるカフェが多いので嬉しいです。

Fさん

休日は“推し活”に勤しんでいます。東京や大阪、名古屋など県外のイベントに出向くこともあります。休みの希望は月に3日ほど出すことができ、希望は通りやすいので“推し活”が存分にできます。「次のイベントまで頑張ろう!」と仕事のモチベーションになりますし、休日に十分リフレッシュができると仕事にも集中できます。

後輩へのメッセージをお願いします

Wさん

当院は地域に密着した医療を提供しており、急性期から慢性期、地域包括ケアまで多くのことを経験できます。患者様は高齢者が多いので、院内は和やかな雰囲気でいつも癒されています。おじいちゃんおばあちゃんが好きな方には、きっと向いていると思います。古い街並みを歩いたり、食べ歩きをしたり、日常で観光気分を味わえるのも高山のいいところ。ぜひ一緒に働きましょう。

Fさん

高山は自然が豊かで食べるものも美味しくて、働く場所としても、住む場所としても魅力があります。地元出身の方も、そうでない方も大歓迎です。当院は時短勤務制度があったり、院内保育所が設置されていたりと、子育てをしながら働ける環境が整っています。さまざまなライフステージに寄り添っていただけるので、安心して働けると思います。